お米レポート

千葉県のお米「コシヒカリ(多古米)」の味とその感想

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コシヒカリ(多古米)を食べてみた

千葉県のお米には「多古(たこ)米」「長狭(ながさ)米」「夷隅(いすみ)米」と呼ばれる三大ブランドがあります。

中でも多古米は、江戸時代には徳川幕府献上米、昭和38年には天皇献上米として選ばれた有名なお米。生まれも育ちも千葉県という生粋の千葉県民ならば、誰もが知っているブランドです。

味は魚沼産コシヒカリに負けない美味しさ。しかし、値段は超高級。庶民の財布ではなかなか買えないお米ですが、たまたま知人にいただいたので、さっそく食べてみました。

新米ということでさらに品質が良いので、とても期待が持てます。

千葉県のお米「コシヒカリ」の味とその感想
コシヒカリを食べてみた 早い地域では、8月になると稲刈りが始まり8月末には新米が食べられます。親戚の農家から27年度産「千葉のコシヒカリ」をいただいたので、さっそく炊いてみました。 思ったより粒が小さく、乳白...

千葉県香取郡多古町で生産されたお米を多古米と言いますが、千葉県産のお米生産量のおよそ2%しかありません。

市場に出回る数量も少ないため「幻の米」とも言われています。

平成30年度の新米で、精米したばかりのお米です。

こちらは多古米。粒ぞろいが良く、混じりけのない白さです。

こちらは千葉市内からほど近い米農家さんが収穫したコシヒカリ。低農薬なのか、虫食いが結構混ざっていました。

形はさほど変わらないものの、ツヤは若干多古米の方がいいですね。

炊き上がりも申し分ない見た目。米粒がしゃもじに残るのを見ると、かなり粘りが強いことがわかります。

コシヒカリ(多古米)のレビュー

モチモチした弾力、後を引く甘さがあります。

お米そのものが好きな人がとても美味しく感じるお米です。それとは逆に、おかずがメインでお米がサブという方の場合、味が濃すぎておかずが負けてしまうと感じるようです。

お弁当として詰めたところ、冷めるとおこわのような粘りが生じました。残り最後の米粒が曲げわっぱにへばりついて、お箸でうまく取ることができませんでした。また、さらに甘みも増すので、もち米を使わなくても、赤飯が作れるのではないかと思いました。

お弁当やおにぎりにするよりは、温かいうちに食べた方が食べやすいお米だと言えます。

しかしながら、もち米に近い多古米は、かなり高品質のお米ということに間違いはありません。

もち米好きな人に愛される、旨さのインパクトが強いお米ですね。