米の食味ランキングとは
毎年、日本穀物検定協会が行っている、お米の食味試験のことです。昭和46年度産米から試験を行っています。
このランキングは、お米の良し悪しを決めるものではなく、お米の質の向上と、消費拡大のために実施しているものです。
最終的に「美味しい」お米を決めるのは実際に食べる私たちです。お米の好みも人それぞれなので、この結果が全ての評価ではありません。
でも、お米選ぶ基準として参考になると思います。
対象品種
県の奨励品種であり、作付面積が一定の基準を満たしているものを対象としています。基準を満たさないお米でも、特に関心が高いお米については、試験を実施しています。
試験方法
複数産地のコシヒカリをブレンドしたものを基準として、これと比較して点数を付けていきます。お米は同じ炊飯器、同じ条件で炊き上げます。
白飯の「外観」「香り」「味」「粘り」「硬さ」を評価し、点数を付けます。これらの合計点数が総合評価になります。
評価は、日本穀物検定協会で選抜訓練した20名の専門の評価員が実際に食べて行います。
判定
特A | 基準米よりとくに良好なもの |
A | 基準米より良好なもの |
A’ | 基準米とおおむね同等なもの |
B | 基準米よりやや劣るもの |
B’ | 基準米より劣るもの |