沖縄県のお米の作付面積は圧倒的にひとめぼれが多く、次にちゅらひかりが続きます。沖縄県のお米は時期をやや早めにずらして栽培され、通常の米よりも早い時期に出荷されます。生産時期は5月末~7月上旬、10月末~11月の年2回。県内の主な産地としては伊平屋村、伊是名村、名護市などがあげられます。
ちゅらひかりの歴史
1989年 | (独)農研機構 東北農業研究センターで「東北143号」と「奥羽338号」を交配する。 |
2003年 | 「ちゅらひかり」と命名される。農林省により、「水稲農林390号」として登録される。沖縄県が「ちゅらひかり」を奨励品種とする。 |
2006年 | 種苗法により品種登録される。 |
ちゅらひかりの系譜
ちゅらひかりの名前の由来
「ちゅら」とは沖縄の方言で美しいという意味です。「沖縄の美しい光のように輝くお米」をイメージして名づけられました。
ちゅらひかりの味と特徴
炊き上がりの香りがとても強いお米です。普通の米粒よりも小さめですが、粘り気があるので噛みごたえがあります。
お米本来の味が優れているのでそのまま食べてもよし、沖縄の郷土料理「チャンプルー」との相性が抜群です。