おぼろづきは、第9回 全国 米・食味分析鑑定コンクール金賞受賞米日本米コンテストで金賞に選ばれています。生産量が少ないため、道外の店頭に並ぶことが滅多にないお米です。
北海道のお米「おぼろづき」の味とその感想
おぼろづきを食べてみた
北海道のお米は、それぞれ特徴が違いますね。北海道米はどれも美味しいですが、柔らかさや粘りで好みが分かれるところです。生産量が少ない希少なおぼろづきはどんな味なのでしょうか?
粒が揃って...
おぼろづきの歴史
1995年 | 農研機構北海道農業研究センター作物開発部稲育種研究室で「空育150号」と「北海287号」を交配する。 |
2003年 | 「おぼろづき」と命名される。 農林省により、「水稲農林389号」として登録される。 |
2005年 | 北海道が「おぼろづき」を奨励品種に採用する。 |
2006年 | 種苗法により品種登録される。 |
おぼろづきの系譜
※1 培養による突然変異
おぼろづきの名前の由来
おぼろづきは、薄く雲がかかったような白く澄んだ色合いが特徴で、春の夜に霞んで見える朧月に例えて名付けられました。
おぼろづきの味と特徴
味、柔らかさ、つやは、コシヒカリに匹敵する高評価があります。コシヒカリを超える粘りの強さなのに、もち米のようなしつこさはなく、ご飯として美味しい粘りを楽しめるお米です。
低アミロースで粘りが強いのにもかかわらず、ふっくらと炊けるお米です。ほど良い甘さで冷めても硬くなりません。炊き込みご飯やおこわにもぴったりです。