ハツシモはコシヒカリより歴史が古いお米です。現在では岐阜県でしか栽培されていないので、幻のお米とも呼ばれています。
岐阜県のお米「ハツシモ」の味とその感想
ハツシモを食べてみた
岐阜のお米と言えばハツシモ。しかし生産量が非常に少なく、岐阜県外に出回ることが稀という貴重なお米です。
お米の歴史はコシヒカリよりも古く、とても伝統のある品種です。
そんなハツシモをお試しで食べれるという...
ハツシモの歴史
1935年 | 愛知県安城農業改良実験所で「東山24号」と「農林8号」を交配する。 |
1950年 | 「ハツシモ」と命名される。岐阜県が「ハツシモ」を奨励品種とする。 農林省により、「水稲農林54号」として登録される。 |
ハツシモの系譜
ハツシモの名前の由来
ハツシモは、10月下旬から11月上旬の「初霜が降りるころ」に収穫されることから「ハツシモ」と名づけられました。
ハツシモの味と特徴
粒がとても大きく、全国でも1~2位を争う大きさです。粘りが少なくあっさりとした味なので、東海や関西では寿司米として人気があるお米です。見栄えと歯ごたえがとても良く、食味が良いのも特徴で、1年を通して味が安定しています。
やや硬く、弾力性があります。吸水性が少ないので、寿司米にしてもべちゃっとしません。寿司米にするなら、東のササニシキ、西のハツシモです。
ハツシモは冷めても美味しいのでお弁当にも重宝します。丼物や炒飯なども相性がいいです。
関東ではあまり馴染みがありませんが、東海や関西ではコシヒカリと並ぶほどの評価を受けています。