恋の予感を食べてみた
「恋の予感」は、広島県で奨励品種とされているお米ですが、サンプルがお取り寄せできるのはとても珍しいので、早速お取り寄せしました。
恋の予感の歴史と名前の由来と特徴
お米にしてはちょっと珍しい名前ですが、温かい西日本らしい美味しい味となっているお米です。
恋の予感の歴史
2002年
農研機構 近畿中国四国農業研究センターで「西海232号」と「中国178号」を交配する。
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こちらも大粒のお米とのことですが、炊く前はあまり大きく感じませんでした。
今回のお米は、香川県産。低農薬米(除草剤以外の農薬は不使用)で、肥料はサトウキビの絞りかすとカツオ魚粉という、安心して食べられるお米です。
ちなみにサトウキビはミネラルが多いそうです。
多少白濁色の粒が混ざっていますが、虫食いもほとんどない綺麗なお米です。
恋の予感のレビュー
炊き上がりはツヤがあり大粒。
ふわっとした柔らかさにほど良い粘りが加わった食感です。味はあっさりひかえめで香りが少なく、おいでまいと味が似ています。
味が濃く、弾力があるコシヒカリを男性的なお米とするならば、恋の予感はその逆で、薄味で、優しい柔らかさと粘りがある女性的なお米です。
お米の味そのものを重視する人には物足りませんが、おかずメインでお米がサブという人には好まれる味だと思います。
冷めても、炊き立て同様の柔らかさを持続し、口の中でホロっとほぐれます。お弁当やおにぎりにした方が、お米の旨味を堪能できます。
さっぱりと控えめで、おかずを立てる旨さの味は、さすが西日本のお米だなと思いました。