ミネアサヒは標高300~500mの中山間地域での栽培に適しているお米です。生産量が少なく、愛知県豊田市旭地区で生産されるミネアサヒは高級米として有名です。近隣の旅館や料亭に提供されることが多いので、あまり市場に出回ることがない幻のお米です。
ミネアサヒの歴史
1966年 | 愛知県農業総合試験場山間技術実験農場で「関東79号」と「40-11」を交配する。 |
1980年 | 「ミネアサヒ」と命名される。愛知県が「ミネアサヒ」を奨励品種とする。 農林省により、「水稲農林260号」として登録される。 |
1981年 | 種苗法により品種登録される。 |
ミネアサヒの系譜
※1 ガンマ線照射による突然変異
ミネアサヒの名前の由来
温暖地の良食味品種の旭と、普及予定地帯にちなんだ峰から名付けられました。
ミネアサヒの味と特徴
小粒で透明感があるお米です。まるまるとした可愛らしい形をしています。炊きあがりはツヤツヤとした光沢があります。粘りと旨味があってコシヒカリと味が似ていますが、やや硬めのお米です。
混ぜご飯にしてもつぶれにくく、冷めても美味しいので、炊き込みご飯やおにぎり、お弁当に向いています。