主に滋賀県で生産されている「秋の詩」は、コシヒカリやキヌヒカリと異なる時期に収穫できるお米です。酒造用の「吟おうみ」と「コシヒカリ」の子孫がどんな味なのか気になりますね。
秋の詩の歴史
1990年 | 滋賀県農業総合センター農業試験場で「滋系54号」と「越南17号」を交配する。 |
1998年 | 「秋の詩」と命名される。 |
2001年 | 種苗法により品種登録される。滋賀県が「秋の詩」を奨励品種とする。 |
秋の詩の系譜
秋の詩の名前の由来
「秋晴れの空の下で成長した黄金色の穂がとても美しい」こと、「生産者の喜びの詩(うた)となるように」という期待を込めて名付けられました。
秋の詩の味と特徴
米質が柔らかい酒米吟「吟おうみ」と「コシヒカリ」を掛け合わせた秋の詩は、この2種類の特徴をしっかりと受け継いだお米です。粘りが強くて柔らかいのが特徴です。あっさりとしているのでとても食べやすく、飽きずに何杯でもおかわりできます。粒が大きくてしっかりした炊きあがりなので、しっかりと食べた満足感が得られるお米です。